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感触…ネックの幅

 デジマートを見ていたら、81年のTOKAI ES150JというES335のコピーが7万円を切る価格で出ていたので、早速見に行った。
 ネットでは59年前後のドットポジションの335を忠実にコピーしていると評判が高い楽器である。
 現物は、ハカランダと思われる目の詰まった指板、フレットバインディング、バーズアイのトップ、バック、と使われている木材、製法などたしかに今では高級ギターでしか見られないものだった。
 しかし、納得がいかなかったのが、ネックの幅だ。おそらく40?くらい。つまり、ギブソンでいえば65年以降のいわゆるナローネックなのだ。ナローがいけないのではなく、自分の使っている335と感触が違うのだ。

 ネックの幅と厚み。個人的にはギブソンならフラットアンドワイドでなくては落ち着かない。ちなみに弾いたギター自体の音は335として遜色のない音だった。
 
 このところ、ジャパンヴィンテージとかでこのES150も15万以下は初めて見た。ちなみにこの大手楽器店、ジャパンヴィンテージにはくみしない方針らしく、いぜん、フェンダージャパンのマリーケイモデルも、ただの中古楽器の値段だった。そいつは気に入って手に入れたが。

 結局、安いとはいえ、ネックの感触は楽器選び以前の問題だ。これを妥協して買っても弾かないことは目に見えている。縁がなかったということだ。

 キャンセル待ちが2,3人いるということだった。この値段じゃ、ヤフオクなんかで転売するかもね。
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